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心理学を犯罪捜査と地域防犯に生かすNakayamaゼミ

ポリグラフpolygraph

生理反応の記録


ウソ発見
  最下段は質問呈示時点のマーカー
  3番目に質問が裁決質問
    呼吸:一番上の波形 3番目の質問で呼吸は浅く遅くなっている
    皮膚伝導度反射:2番目の波形 3番目の質問で最大振幅の反射
    心拍率は低下する(心拍が遅くなる)←ウソをつくと心拍が加速すると考えられがちだが、
    実際はそうではない
masaki_handout.pdf へのリンク

実験装置

ウソ発見


質問法

Concealed Infomration Test(CIT)
犯人でなければ知り得ない、犯行内容の詳細事実を尋ねる
  殺人事件で、刃物で胸を刺されたことは報道済みである場合でも
   具体的にどのような刃物が使われたかは犯人でないとわからない(前提条件
   そこで、凶器は
     1 果物ナイフでしたか
     2 登山ナイフでしたか
     3 出刃包丁でしたか
     4 小刀でしたか
     5 サバイバルナイフでしたか
  といったことを聞く

 同様に、窃盗(空き巣)事件の場合でも
     あなたが財布を盗みましたか
 といった直接的な質問はせず
     財布に入っていた具体的な被害金額(1万円、2万円、3万円・・・)
     財布の置き場所(台所のテーブルの上、下駄箱の上、タンスの引き出し・・・)
     お金の入っていた財布の現物(もしくは写真)呈示
 など、実行犯でないとわからないようなことを聞いていく

 この方法を、Concealed Information Testという。


実験中の実験参加者


電極やセンサーをつけて実験を受ける実験参加者の様子
 腹部に巻いているのが呼吸センサ
 皮膚伝導度反射は、左手の第2、第3指尖に電極
 心電図は、左手首(−)、右足首(+)、右手首(アース)に電極
 口頭での質問はヘッドフォンから流れ、ディスプレイ上には視覚刺激を呈示(被害品の写真など)


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犯罪心理学を研究するゼミ

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